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Ridgelinez、組織やリスク環境の変化に動的に対応できるダイナミックBCP構築サービスの提供

2025年11月15日08時10分 / 提供:PR TIMES

Ridgelinez株式会社(以下Ridgelinez)は、事業継続計画(以下BCP)(※1)を静的な文書から、組織やリスク環境の変化に動的に対応できるBCP/BCM(※2)へ刷新する新サービス「Dynamic BCP(ダイナミックBCP)構築サービス」の提供を開始します。

デジタル化の進展や予測不能な複合リスクの増大により、企業を取り巻く環境は日々刻々と変化しています。しかし、多くの企業で運用されているBCPは、変化するリスクや組織の実態に対応しきれず、形骸化してしまうという共通の課題を抱えています。

本サービスでは、リスク環境の変化や組織の変化に追随できずに形骸化してしまったBCP/BCMの再構築を行います。具体的には、業務とITの両面から目標復旧時間(RTO)/目標復旧時点(RPO)の整合や代替プロセスの明確化、影響ベースのプレイブックの整備、ダッシュボードによるリアルタイムの可視化、演習による継続的な検証・改善等を通じて、現場の即応力と経営の意思決定を直結させ、変化するリスク環境に適応する事業継続体制への刷新・定着を支援します。

サービスの提供の背景近年、企業を取り巻くリスク環境は、大規模地震や風水害に加え、クラウドサービス障害、サイバー攻撃、地政学的緊張、サプライチェーンの断絶などが重層的に顕在化しています。さらに、DXの進展、クラウド移行、AI導入によって業務とITの構造が絶えず更新される中、従来の静的なBCPと現場運用との間にギャップが広がり、事業の継続を危うくするリスクとなっています。

BCPが形骸化する主因は、設計・運用・ガバナンスの各段階に内在します。設計面では、地震中心の単線的ハザード前提に偏り、業務影響に基づくビジネス影響分析(BIA)が不足することでRTO/RPOや代替条件の具体化が不十分になります。運用面では、組織改編や人事異動後も連絡網や役割が更新されず、訓練が机上中心にとどまって初動・復旧のボトルネックが検証されないため、業務BCPとIT-BCPが断絶しがちです。ガバナンス面では、年次更新が形式化し、実際の障害事例や新たな規制・顧客SLAが反映されず、KPIの整備不備によりPDCAが回らないことが、BCPを“あるが動かない計画”へ押しやってしまいます。

この深刻な状況に対し、Ridgelinezは、想定外の事象にも俊敏に対応できる「動的な継続体制の構築」こそが、現代企業に不可欠であると考えます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81732/87/81732-87-544a2d3b576813518cca6c14b2d42df5-1280x426.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 BCPが形骸化する理由

サービスの概要Dynamic BCP構築サービスは、業務とITの両面でRTO/RPOの整合や代替プロセスの明確化を行うことで実効性の土台をつくり、加えて、ダッシュボードによるリアルタイムの可視化、影響ベースの構造化設計、現場の迅速な行動を助けるプレイブック、演習による継続的な検証・改善を通じて、現場の即応力と経営の意思決定を結び、変化するリスク環境に適応する事業継続体制への刷新・定着を支援するサービスです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81732/87/81732-87-1f2fa72b8865ed66db83387c4166a467-1280x680.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 ダイナミックBCPのコンセプト

提供内容Ridgelinezの経験値を集約した独自のチェック観点(30項目)に基づき、弱点を可視化して改善から定着まで伴走します。
- 診断現状診断・スコアリング(30項目のリストで成熟度と形骸化度を可視化)
- 設計
影響ベースのBCP/BCM再設計(重要業務のRTO/RPO再定義、縮退運転・代替手段・権限委譲の体系化)
- 実装
プレイブック作成・展開(役割別・業務別の短尺手順、検索・通知・版管理、モバイル/オフライン対応)デジタル管理基盤統合(外部情報/クラウド・サプライヤー情報との連携、指標でアラート、レジリエンスダッシュボード(対応状況、見込み、改善履歴などを一元可視化))
- 演習
演習設計・改善ループ(机上/部分実動/全社実動、合同演習、評価・是正の即時反映)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81732/87/81732-87-a155229a63ee8cb5ffa3c8b9ad4a5aeb-1280x556.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3 BCPアップデートのアプローチ例

特長
構造をシンプルにすること、および動くために必要な具体的な備えにこだわり、動ける計画/体制を構築します。
- ­影響ベース設計(オールハザード):停電、通信断、システム停止、人員制約など共通影響で標準化
- ­デジタル・プレイブック:発動条件、初動、代替手段、連絡網、権限委譲を短尺で整理し現場が即参照
- ­データ連動・自動起動:発動基準到達で通知・指示を自動配信し、BCP版管理をリアルタイム更新
- ­IT-BCP統合:業務RTO/RPO整合、SaaS/クラウド障害時の代替手順、バックアップ隔離・復旧テスト、代替通信の整備
- ­ガバナンス指標:取締役会向けKPI/KRI(RTO遵守率、演習達成率、初動時間、サプライヤー復旧確度)で継続監視

対象企業
BCP/BCMSの高度化、クラウド導入後の体制再設計、複合災害・サイバー事案への即応力強化を目指す企業

個別サービスメニューRidgelinezでは、1か月程度で着手可能なクイックに提供できる「BCPクイック診断」「影響ベース・プレイブック整備」「IT-BCPギャップ速診」といった個別のコンサルティングサービスもご用意しています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81732/87/81732-87-8cfc111304d5c15cc039747b19bc2980-1280x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図4 クイックに提供可能な個別コンサルティング

注釈
(※1)BCP:Business Continuity Plan:事業継続計画
(※2)BCM:Business Continuity Management:事業継続マネジメント

商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
Ridgelinez株式会社について
Ridgelinezは戦略から実行までを支援する総合プロフェッショナルファームです。ストラテジー、デザイン、テクノロジーをクリエイティブに融合させ、クライアントの経営課題解決に伴走します。金融、製造、通信、運輸、リテールなど多岐にわたる業界で、デジタルテクノロジーを通じて変革を加速し、End to Endのコンサルティングサービスを提供します。Ridgelinezは変革の中核となる「人」を起点にした独自の先見力によって、チェンジリーダーとともに持続的な未来を創造するパートナーとして社会に貢献します。

サービスに関するお問い合わせ
Ridgelinez株式会社 Risk Transformation Practice
https://www.ridgelinez.com/contact/form/contact-service/

サービス以外のお問い合わせ
Ridgelinez株式会社 Brand Communication
https://www.ridgelinez.com/contact/form/contact-other/

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