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クリアファイルを100枚重ねた状態でも一括読み取り可能な積層対応UHF RFIDタグを開発

2025年09月12日04時40分 / 提供:PR TIMES

オフィス文書や書籍の管理を革新、2025年11月より提案開始

株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「当社」)は、積層状態でも高精度に読み取り可能な新型RFIDタグを開発したことをお知らせします。2025年11月より日本国内でお客さまへの提案を開始し、企業の書類・ファイル・書籍管理業務の効率化とDXを支援します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6066/61/6066-61-058bc230b22ff5d1c2480cb3207127aa-986x617.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

開発背景従来のRFIDタグは複数枚が重なると通信性能が低下し、棚や段ボールに積み上げられた書類・ファイルの一括読み取りや管理に課題がありました。
一方、情報セキュリティ意識の高まりにより、重要書類のRFID管理について、実際にお客さまから当社へのご相談も増加しています。こうした市場ニーズを踏まえ、当社は積層状態でも安定した通信性能を維持する独自アンテナ構造を開発。これにより、従来は困難だった積層状態でのRFID一括読み取りを可能にしました。
製品概要と技術性能新型タグは、独自アンテナ構造により、厚さ0.2mmのクリアファイル100枚を積層した状態でも、ハンディリーダーを接近させた状態でスムーズな読み取りを実現します(当社、暗室内での検証結果)。また、複数の利用シーンに対応可能な高い性能を備えています。なお、本商品は、英国スウォンジー大学栄誉教授であり法政大学名誉教授の中野久松氏の技術指導をいただき開発いたしました。(特許出願中)
- ハンディリーダー:クリアファイル100枚を積層した状態で全枚数を読み取り可能
- 定置式リーダー:クリアファイル50枚を積層した状態で全枚数を読み取り可能

想定される活用シーン積層状態での読み取りに加え、ハンディリーダーや定置式リーダーによる読み取りが可能なため、入出荷・在庫管理や物流・保管業務など現場のオペレーションに合わせて活用いただけます。
- 契約書・設計図・仕様書など、オフィス文書の効率的な棚卸し・探索
- 棚や段ボールに保管されたファイルの一括在庫管理
- 本(書籍)、カタログ、パンフレットの一括在庫管理
- 梱包箱や樹脂素材への貼り付けによる、離れた位置からの読み取り

対応プリンター機種名:スキャントロニクス(R) CL4NX-J Plus(UHFモデル)
ラベル面へ文字やバーコードの印字と、RFIDタグへのデータ書き込みが可能です。

今後の展開今後は、企業・公共機関・教育機関の文書管理部門など幅広い領域での導入を推進し、RFIDを活用した業務DXや効率化・高度化を支援いたします。また、用途に応じた最適なRFIDタグと、読み取り精度を確保しやすい対象物へ貼り方や保管方法など、お客さまの現場環境や運用に合わせたRFIDの提案を進めてまいります。

株式会社サトー 概要
あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2025年3月末時点、連結売上高1,548億円)。
所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者:代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行
資本金 :84億円(2025年3月31日現在)
企業HP:https://www.sato.co.jp/
事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンター、RFIDプリンター、ラベル自動印字貼付機、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダー、自動貼りロボットなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案。

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