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【福岡大学】記者発表(12/22) ますます患者の負担が軽減、腹部の穴4個→1個ロボット手術の進化、福大病院が最新ロボットを九州本土で初導入

2025年12月17日19時26分 / 提供:PR TIMES

九州地区の執刀医の育成もさらに拡充

福岡大学病院では、2015年から手術支援ロボット「ダビンチ」を導入し、消化器外科や泌尿器外科、呼吸器外科、婦人科などの分野におけるがん治療でロボット支援下手術を行っています。2020年には「最先端ロボット手術センター」を新設し、技術者育成を通じて、安全性・制度・教育の面でリーダシップを取っています。執刀医の手術からの経験を基に、医療会社と共同でより患者さんの負担が少ないロボットの開発に取り組んできました。現在、結腸・直腸がん、肺がんの手術数では九州最多の病院となっています。導入から10年でロボット台数は 4機種5台に増え、症例数も年間約700例と、国内トップクラスの設備と実績を誇る存在になりました。

今回、福岡大学病院では、「穴が1つ」で手術できるロボット支援手術(単孔ロボット手術)を新たに導入・運用開始しました。これは、本病院における低侵襲手術の更なる進化を示すものであり、患者さんの術後回復やQOL(生活の質)の向上に大きく貢献することを目指しています。11月1日から導入が始まり、全国で17台、九州では沖縄県に1台と福岡大学病院が導入しています。

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