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【荷主企業の物流実態調査】78%が「パレット標準化」に関心あり。輸送効率化の切り札と認識するも、実行にはサプライチェーン全体の連携が壁か。

2025年08月05日06時40分 / 提供:PR TIMES

約6割が導入検討・推進フェーズにある一方、「関心はあるが進められない」企業も2割。個社最適の限界を超え、共同輸送など業界連携のプラットフォームが求められる。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44228/19/44228-19-ef0d0e61a58c009bf6ecd5b88e5b9b69-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

物流DXプラットフォーム『LIFTI』を運営する株式会社Univearth(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:谷口 臨太朗)は、荷主企業の物流業務従事者200名を対象に、「物流DXと業界連携に関する実態調査」を実施しました。本調査は、輸送効率化、コスト削減、環境負荷低減を実現する上で重要なテーマである「パレット標準化」に対する荷主企業の関心度と、その背景にある課題を明らかにすることを目的としています。

調査の結果、荷主企業の78%がパレットの標準化に「関心がある」と回答。多くの企業がその重要性を認識している一方で、具体的なアクションに移せていない企業も多く存在し、個社努力だけでは乗り越えられないサプライチェーン全体の構造的な課題が浮き彫りとなりました。

※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL:https://www.lifti.jp/news/20250804
出典:【荷主企業の物流実態調査】78%が「パレット標準化」に関心あり。輸送効率化の切り札と認識するも、実行にはサプライチェーン全体の連携が壁か。
荷主企業の物流実態調査レポート2025
調査サマリー- 荷主企業の 78% が「パレットの標準化」に関心あり(「非常に関心」「関心あり」「関心はあるが未検討」の合計)。輸送効率化の鍵として高い注目を集めている実態が判明。
- 関心層の中でも、「非常に関心があり、積極的に進めたい」(31.0%)、「関心があり、情報収集や検討を行っている」(27.0%)を合わせた 58.0% は、具体的なアクションフェーズに。
- 一方で、「関心はあるが、具体的な検討には至っていない」企業が 20.0% 存在。重要性を認識しつつも、実行に向けたハードルの高さから着手できずにいる「足踏み状態」の企業が一定数いることが示唆された。
- パレット標準化は、個社の意欲だけでは進まず、取引先を含めたサプライチェーン全体での合意形成や連携が不可欠なテーマであることがうかがえる。

調査概要- 調査主体: 株式会社Univerth
- 調査期間: 2025年7月1日~7月20日
- 調査方法: インターネット調査
- 調査対象: 荷主企業の物流業務従事者
- 有効回答数: 200

調査結果詳細8割近くが「パレット標準化」の重要性を認識。効率化への強い期待。
輸送効率化やコスト削減、環境負荷低減の観点から、「パレットの標準化」への関心度を尋ねたところ、「非常に関心があり、積極的に進めたい」(31.0%)、「関心があり、情報収集や検討を行っている」(27.0%)、「関心はあるが、具体的な検討には至っていない」(20.0%)を合計すると 78.0% に達しました。
この結果から、多くの荷主企業が、パレットという物流の基本ツールを標準化することが、積載率の向上、荷役作業の効率化、そして結果としてのコスト削減やCO2排出量削減に直結する「特効薬」となり得ると強く期待していることが分かります。特に、約6割の企業が情報収集や推進といった具体的な検討段階にあることは、その期待の高さを物語っています。

Q. 「パレットの標準化」について、貴社の関心度合いをお聞かせください。(n=200、単一回答)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/44228/19/44228-19-99b1ed432c51410a10b1ed309cc7206a-974x590.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

総括・考察今回の調査で、荷主企業の8割弱が「パレット標準化」に高い関心を示しているという事実は、物流業界が抱える効率化への意欲を象徴しています。パレットの規格が統一されれば、異なる企業間の荷物の積み替えは劇的にスムーズになり、積載率の向上やトラックの回転率向上に大きく貢献することは自明です。

しかし、「関心はあるが、具体的な検討には至っていない」企業が2割も存在するという現実は、この問題の根深さを示しています。パレットの標準化は、自社だけで完結できる話ではありません。納品先、仕入先、そして運送を委託するパートナー企業など、サプライチェーンに関わる全てのプレイヤーの足並みが揃わなければ、絵に描いた餅に終わってしまいます。「ウチだけ規格を変えても意味がない」「取引先に変更を強いることはできない」といった、個社努力の限界が、多くの企業を足踏みさせている最大の要因と言えるでしょう。
この膠着状態を打破するために必要なのは、企業間の壁を越えて連携を促進するための「共通の広場」です。

当社が提供する物流DXプラットフォーム『LIFTI』は、まさにその役割を担うことができます。『LIFTI』は、単に一社の業務を効率化するツールではありません。同じ目的地や方面に向かう異なる荷主企業の荷物を、標準化されたパレットを前提にシステム上でマッチングさせ、「共同輸送」を創出します。これにより、これまで別々のトラックで非効率に運ばれていた荷物を1台のトラックに集約し、積載率を飛躍的に向上させることが可能です。
個々の企業がバラバラに悩むのではなく、『LIFTI』というプラットフォーム上で繋がることにより、一社では不可能だったサプライチェーン全体の最適化が実現します。株式会社Univearthは、パレット標準化に関心を持つ全ての企業の「受け皿」となり、業界全体の構造変革を推進してまいります。
■お問い合わせ
資料に関するご質問やLIFTIに関する詳細は、以下よりお問い合わせください。
・株式会社Univearth
・電話番号:06-7712-2708
・メールアドレス:mkt@univearth.co.jp
■株式会社Univearthについて
株式会社Univearthは、物流業務の効率化と透明化を実現するためのDXプラットフォーム『LIFTI』を運営しています。
公式HPはこちら:https://www.univearth.co.jp/

■LIFTI carriers(運送会社向け)
運送会社の業務効率化を支援するプロダクトで、以下の機能を提供しています。
・受発注の効率化により、電話やFAX業務を大幅削減
・協力会社の輸送状況をリアルタイムで確認
・受領書をデジタルで自動生成・共有
・配車割り当てを直感的に操作可能にし、業務負担を軽減
・サービスの詳細はこちら: https://www.lifti.jp/carriers

■LIFTI partners(荷主向け)
荷主企業向けに設計されたプロダクトで、物流業務全体の透明化と効率化をサポートします。
・基幹システムと連携し、転記作業なしで配送依頼を可能に
・運送会社の配車状況を確認し、物流の透明性を確保
・請求書の一元管理で照合作業を効率化
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/partners

■LIFTI line(荷主向け)
荷主企業向けに設計された実運送サービスで、以下の機能を提供しています。
・実運送×システムの一体型で「ワンクリック車両手配」
・コスト削減と効率アップを両立する物流運用
・受領書・請求書も自動生成&Web上で一元管理
・配送状況の可視化とリスク管理で「責任所在」を明確化
・情報漏洩などのセキュリティ対策に対応
・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/line

■運送会社パートナー募集
「LIFTI line」の全国展開に向けて、運送会社とのパートナーシップを積極的に構築していきます。
・募集ページはこちら:https://www.lifti.jp/line/contact-for-logistics

■会社情報
会社名:株式会社Univearth
代表者:谷口 臨太朗
資本金:2億1,900万円(資本準備金を含む)
設立:2019年2月15日
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号
事業内容:物流DXプラットフォーム『LIFTI』の開発

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