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食用コオロギのクリケットファーム、自動制御を取り入れた省スペース型のスマート養殖設備を開発

2023年02月09日17時40分 / 提供:PR TIMES

世界の食糧問題の解決に向け、長野県にて食用コオロギの養殖を行うクリケットファームです。

食用コオロギの養殖事業を展開する株式会社CricketFarm(以下、クリケットファーム)は、この度、長野県の岡谷養殖場にて新たに省スペース型の養殖設備を開発いたしました。IoT導入による自動化を施し、小さい面積・少ない人員でも安定した生産を可能となり、既存の大規模型養殖システムと併せた2つの生産ラインにて状況やニーズに柔軟に対応できる養殖体制を整えてまいります。

自動制御を取り入れた新たな養殖設備。少ない人・面積でも安定生産を可能に

[画像1: https://prtimes.jp/i/90261/14/resize/d90261-14-b06067549439e6137578-4.jpg ]

岡谷養殖場に新たに開発した養殖設備の広さはおよそ100平方メートル 。テニスコートのちょうど半分ほどの省スペースながら、空間を最大限に活用することで年間最大で約450万匹のコオロギを生産可能です。

クリケットファーム独自のスマート養殖では、通常QRコードを用いた個別ケースごとの飼育管理を実施しておりますが、この度新設した養殖設備においてはケース飼いを廃止。コオロギにとってはより広い環境で成長できる環境となり、飼育スタッフにとっては個別でのQRコード管理が不要となるため飼育業務の省力化につながります。少ない面積・人員でも安定したコオロギの生産を目指せるのがこの省スペース型養殖システムの特徴です。

「省スペース型」と「大規模型」、ハイブリッド化した生産ラインで柔軟なニーズ対応を

[画像2: https://prtimes.jp/i/90261/14/resize/d90261-14-e8736d37e4229bb58a6d-3.png ]

岡谷養殖場での新たな養殖設備の開発により、クリケットファームのスマート養殖では省スペース型と大規模型の2つの生産ラインを確立。これらを併用または使い分けることにより空間を有効活用しながらさまざまな状況・ニーズに対応できる柔軟な生産体制を整えてまいります。また、省スペース型の養殖設備は広さや人員を最小限にて運営できることから、私たちが食用コオロギ普及のために推進する生産パートナー制度においても、事業をスタートさせやすい養殖事例になると期待をしています。

食の未来をともに創造する、生産パートナー様を募集中

[画像3: https://prtimes.jp/i/90261/14/resize/d90261-14-8378a7653838632726b6-0.png ]

クリケットファームでは創業以来、先進技術を活用したスマート養殖システムにて食用コオロギの養殖を行っております。QRコードでの飼育管理ができる専用アプリやセンシング技術での温度・湿度の自動管理などはその代表例です。

こうしたスマート養殖システムでは、人の記憶や経験に依存することなく蓄積されたデータに基づき適切な飼育を行うことが可能であり、ノウハウのパッケージ化も容易で習得しやすいといったメリットもあります。実際、クリケットファームの養殖場ではほとんどのスタッフがコオロギ飼育の未経験者でありながら現在も活躍しています。

クリケットファームではこの特徴を活かして、独自のスマート養殖システムをパッケージ化した生産パートナー制度を設けています。経験・実績のない企業様向けに、スマート養殖のアセット、システム、養殖技術などをご提供し、食用コオロギ事業の仲間を増やすことで業界そのものの認知を広げていきたいと考えています。

世界の食糧危機は刻一刻と私たちに近づいてきています。食の未来を守るために私たちと一緒に食用コオロギに取り組んでみませんか?

会社概要

[画像4: https://prtimes.jp/i/90261/14/resize/d90261-14-fa64f59a3e73a2196bcd-1.png ]

[表: https://prtimes.jp/data/corp/90261/table/14_1_6fa78d468413c938cf58ea957de718e7.jpg ]

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