デジタルリマスター版で11月にリバイバル公開されるグレッグ・アラキ監督の代表的2作品、『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』と『ノーウェア デジタルリマスター版』。そのうち『ノーウェア…』の本編映像が公開された。
自身もゲイであることをオープンにし、一貫してティーンエイジャーを主人公にして同性愛者のリアルライフを描いてきたアラキ監督。異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画のあり方に対抗した90年代の〈ニュー・クィア・シネマ〉ムーブメントを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られている。