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第6回「大島渚賞」受賞者の山中瑶子、「社会を転覆させる映画を作りたい」と涙の誓い

2025年03月17日20時20分 / 提供:ぴあニュース

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が2019年に創設した映画賞「大島渚賞」の授賞式が3月17日、都内で行われ、第6回受賞者の山中瑶子監督が出席した。「身に余るうれしい賞。大島監督はものすごく尊敬しているので、身が引き締まる思い」だと喜びを語り、「現代の若者なので、きれいにまとまっちゃうところもあるが、大島監督のような社会を転覆させる映画を作りたい」と、涙の誓い。すでに新しい企画の構想があることも明かしていた。

山中監督は、19歳で初監督した『あみこ』がPFFアワード2017に入選した後、ベルリン国際映画祭をはじめ、多数の海外映画祭で上映され、日本女性のイメージを覆す斬新な主人公のキャラクターが注目を浴びた。「大島渚賞」の初代審査員長である故・坂本龍一は、ニューヨークの映画祭で『あみこ』を鑑賞し、当時から才能を絶賛していた。山中監督は、「1作目の『あみこ』をPFFで見つけてもらった自負もあり、坂本龍一さんにもお世話になったので、映画を観てほしかったという気持ちもある」と思いを語った。

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