9月6日(土)より東京・国立映画アーカイブにて開催される『第47回ぴあフィルムフェスティバル2025』(以下、PFF)より、ヌーベルバーグ特集のセレクターのコメントが公開された。
本年の映画祭は「ヌーベルバーグ」をキーワードに、特集企画を5つ展開。1950年代から世界中で多発的に起こったヌーベルバーグはフランス語で“新しい波”を意味し、自由な発想で映画制作を行った新しい映画、新しい作家の登場を驚きとともに伝える言葉だ。日本で最初に冠された「松竹ヌーベル・バーグ」の3監督、篠田正浩、大島渚、吉田喜重の3人が逝去したことが、本年の企画を具体化するきっかけとなった。