全日本空輸(ANA)は、カムチャツカ半島の火山噴火より運航経路を変更することに伴う重量制限のため、きょう8月11日の東京/羽田発ロンドン/ヒースロー行きNH211便に受託手荷物を搭載できないことを明らかにした。 ANAでは、医薬品や貴重品などは事前に手荷物ルールを確認の上、機内に持ち込むよう呼びかけている。受託手荷物は別途輸送手配を行い、準備が整い次第目的地へ届けるとしている。 噴煙を避けるため、一部の欧米発着便で航路を変更しており、遅延などが発生している。8月10日にもロンドン、ストックホルム行きは中国大陸上空などを通過する南回りで飛行し、受託手荷物を搭載できないとしていた。