2024年09月20日15時58分 / 提供:新刊JPニュース
人生100年時代と言われるようになり、人生の節目となる還暦(60歳)を迎えてからも20年、30年と人生は続く。智慧と教養を備えた魅力ある60歳以降へ向けて、40代、50代のうちから準備をしておく必要がある。では、どのような習慣を普段の生活の中で身につけていけばよいのか。
最強の60歳指南書(齋藤孝著、祥伝社刊)では、明治大学文学部教授の齋藤孝氏が、還暦の自分へ向け40代、50代から始める99の習慣を紹介する。
■還暦後を見据えて40代から取り入れておきたい習慣とは
60歳を過ぎたら時間に余裕が出てくる人も多いだろう。自由な時間をどう過ごしていいかわからず、退屈に思ってしまうかもしれない。けれど、「退屈」を楽しめることも人生では大事なこと。ぼーっとした時間を何もせずに過ごせる人は、実は心が穏やかな状態にあるといえる。退屈を苦痛に思わない、むしろ楽しめる「退屈力」を多くの人が身につけられれば、生きづらさを覚える人も減っていくだろう。