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険しい登山の果てに珍しい構造の「石橋」を見に行ってきた! 絶景の中で風雨や災害に耐え続ける素朴な橋の姿が貴重すぎる

2025年12月11日11時00分 / 提供:ニコニコニュース

今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『無明の橋編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』というウスイさんの動画です。



国東半島を旅する投稿者のウスイさん。山の中の登山道の途中に「無明橋」という石橋があるのを聞いて、立ち寄ることにしたそうです。

登山口へ着くと大きな注意看板がお出迎え。十分にご注意くださいの言葉に迫力があります。

ここで目的の橋は平成26年の地震の影響で通行禁止になっていることが判明。現在はどんな状態なのでしょうか。

登山届を記入したら、渡ることではなく見ることを目的に石橋へと向かいます。

階段降りたウスイさんは、左右を見渡し「どっち?」。

左手にある堤体をたどればいいかなとそちらへジャンプで渡り、その先も途切れています。連続ジャンプでスタートです。

案内図をみるに川を渡るようなのでこの方向で合っているだろうと思われます。ただ、橋ではありませんね。

恐る恐る進んでいると矢印看板を発見。「逆打ち」の言葉が気になるものの進めそうです。

歩いた先に丸太の階段が出現してホッと一安心のウスイさん。

登って登って登って尾根まで到着。「登山道は大変だ」とちょっと休憩。

これまでと違い迷いようがない尾根を歩いていると、鎖につかまって登るような岩場がやって来ました。

ここは険しいながらも鎖を使わずに登れたとのこと。

さらに山道を行くと石仏が2体。ウスイさんはしゃがんで手を合わせてから進みます。

尾根伝いの道ですが視界はあまり開けません。「橋のあたりの見晴らしはどうなっているだろう」とウスイさん。

ゴツゴツした岩を乗り越えながら進んだ先にはタケノコのような大きなシンボリックな岩が。こちらにも石仏が鎮座していて、「拝みたくなる岩だなぁ」と手を合わせます。

登山コースは岩を回り込んだ先にありました。かなりひっそり続いているので、見逃して引き返しそうになったそうです。

そこからほどなくすると、執拗な鎖の道が続いていました。

途中から岩は壁になっていて、見える景色も奇岩が目立ちます。

最後は鎖を頼りつつ登るウスイさん。

その目の前には石の橋が!

これだ! 無明橋!
すごいところにある!

とウスイさんは嬉しそうです。

絶景と向かい合う石造橋梁。すごい組み合わせです。

2本の石材を中央でかみ合わせてアーチにした石橋。かなりの隙間が見て取れます。見た目の印象は頼りないですが、度重なる風雨や災害に耐えて今日まで架かっているのは凄いことです。

亀裂が入ってなおもその姿を保ち続けるだけでなく……

こんな場所にどうやって石材を用意したのだろう? という疑問も抱かずにはいられません。橋を架けた人物もよくわかっていないのだそうです。

橋のまわりにはこの看板くらいで、特に石碑なども無かったとのこと。

また、橋の裏には仏教の梵字が刻まれているということを後に知りましたが、撮影データからは見つけられませんでした。

橋桁は橋台に乗せているだけのようです。また、橋は通行禁止でしたが、登山道は橋の下方を迂回して奥へ続いているようでした。いい景色と橋を堪能し、ウスイさんはここで引き返します。

石板1枚の石橋は九州ではそれなりにあるそうですが、石板2枚で作られたアーチは珍しいのではないかとのこと。中々見られなさそうな物を見ることができ、良かったそうです。

絶景の中に佇む、潔いほどのシンプルな石橋。その光景に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。途中の登山の様子も見ていて飽きず楽しいです。

視聴者のコメント

・渡っちゃいけなくて助かったという気分だよ
・いい橋というよりとんでもない景色だった
・素朴極まるけど、立派な文化財だと思った
・これはちょっとすごいぞ
・良い橋だったし、それに至る道も良かった、良い動画でした
・いい登山回だった

▼動画はこちらから視聴できます▼

無明の橋編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】

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