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「お子様ランチ」のはじまりについて解説してみた! 世界恐慌の中、子どもに明るい夢のある食事を願ったシェフの試みに「ええ話や」「最高の発想」の声

2025年11月05日11時00分 / 提供:ニコニコニュース

今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ずんだもんのたべもののヒミツ -お子様ランチのヒミツre-』というかむの墓場さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

今回はお子様ランチについてです。 最後まで見るのだ。 いいねに余談があります。



投稿者のかむの墓場さんが、お子様ランチについての解説を動画をまとめました。

お子様ランチのはじまりは1930年の東京。世界恐慌による不況のなか、子どもたちには明るくいてほしいと考えた日本橋三越本店の安藤シェフが、人気の高い数種の洋食をまとめた「御子様洋食」を考案したそうです。

ファミリーレストランなどの無い当時、和洋中の幅広い料理を楽しめたデパートの食堂は非日常の空間でした。そんな場所でとても素敵な試みがはじまったのですね。

御子様洋食のお値段は30銭で、カレーライスとカツレツの中間の価格だったとか。

そして翌年の1931年、上野の松坂屋のシェフが動物園帰りなどの親子をターゲットにお子様ランチの提供を開始。ただ、これは当初あまり振るわなかったそう。

その後、英国王太子の来日時の国旗掲揚から想を得て料理に旗を立てたり、お菓子のグリコのおまけからインスピレーションを受けておもちゃをプレゼントするというスタイルを確立。その人気が高まったそうです。

1960年代の特撮ブームの時にウルトラ怪獣のおもちゃをオマケとしたところ、凄まじい大盛況に。1日1300食も売り上げることがあったとのことです。

昔のお子様ランチではおもちゃを選べるところが多数でしたが、近年はガチャポン形式のお店が増えました。お子様ランチも時代に合わせて変化しているのですね。

かむの墓場さんによるお子様ランチの解説の全体については、どうぞ動画をご視聴ください。お皿へのこだわりなどにも触れられています。

視聴者のコメント

・なつかしい
・作るの大変そうな料理上位
・新幹線みたいな器に乗せてクレメンス
・おまけのおもちゃもついててお得
・ヤクルトが付いてない -114点
・ええ話や
・最高の発想やな!

▼動画はこちらから視聴できます▼

ずんだもんのたべもののヒミツ -お子様ランチのヒミツre-

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