2025年10月16日11時00分 / 提供:ニコニコニュース
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『マガジン式フルオートゴム銃を作ってみた』という十束玩具さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
オープンボルト・マガジン式フルオート。 撃つとスッキリします。
これまで様々なゴム銃を作って来た投稿者の十束玩具さん。ただしこれらは全てセミオート。今度はフルオートゴム銃を作りたいとのことです。
一般的な回転翼を利用したセミオートゴム銃のトリガーメカニズムは、回転翼の動作を間欠的に止めるもの。つまり本来フルオートで動作するものをセミオートにしているのだとか。ただし大量の輪ゴムの力で高速回転してしまうので、残弾数の影響を受けたりで速度の調整が難しくなるそう。
そこで発射されたゴムを動力として、残弾数に関わらず発射速度を保つゴム銃をなんとかして設計。動作方式はレバー式ブローバックです。
3Dプリンターで部品を印刷して組み立て。ボルトに11㎜の鋼球を2つ入れることで質量を稼ぎ、連射速度を調節しているとのこと。
マガジンキャッチは強度が必要なので大きめにしました。
シアとトリガーはグリップ側に装着されています。
マガジン後部のボタンを押すと回転翼が動作し、輪ゴムが発射される仕組みです。
そのためボルトには撃針が付いていますが、銃弾の装填自体ができないので銃刀法には該当しません。
組み立て完了。マガジン式フルオートゴム銃の完成です!
使用ゴムは14番。装弾数は20発まで可能ですが、フルで込めるとマガジンが反ってリロードしづらくなるので17発ぐらいがいいとのこと。
いざ発射。20連発の威力はすさまじく、心地いい音を響かせながら的の紙コップは次々と弾かれていきました。「おおおお」「すげぇ」「かっこいい」とコメント欄は大盛り上がりです。
再装填した十束玩具さんも「完璧」の感想。この時音や動きも銃らしくてカッコイイです。
スローで動きを確認。1本1本ゴムが綺麗に発射されています。狙い通りの動きだとか。ブローバックのストロークは20ミリ程度を想定しており、輪ゴムが離れた後もボルトの完成で後退しているのだそう。
発射時の反動はわずかなのでフォアグリップは不要なのですが、この形だったらと一種の礼儀として装着しているとのこと。
2丁を持つと楽しさも2倍。
さらに回転する的を作ったりと楽し気な十束玩具さん。
実用性は……ですがドットサイトも載せられます。
めいっぱい楽しんで作っていることが感じられるマガジン式フルオートゴム銃。ご本人の感想も「かなり良いものが出来上がりました」とのこと。作品の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。発射機構の見事さについては動画がわかりやすく面白いです。
視聴者のコメント
・なにこれスゲェw
・また恰好いいもん作ってるな
・つよそう
・すげぇイカす!
・ゴムの力で作動する機構が美しい
・こういう遊び心、いいなあ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『マガジン式フルオートゴム銃を作ってみた』
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