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だまし絵みたいなオブジェを作ってみた! 張力でバランスを取るテンセングリティ構造でエッシャー風の不思議な空間を演出

2025年01月31日16時00分 / 提供:ニコニコニュース

今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『テンセグリティでエッシャーなオブジェを作ってみた』というHILENさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

テンセグリティ構造を利用したオブジェを作ってみました。
自分なりの解釈でエッシャーの要素を取り入れた結果こうなりました。



投稿者のHILENさんはニコニコ動画にはおよそ8年ぶりの投稿で、今回の動画ではいい感じのオブジェを作ります。

複数のパーツがひもが引っ張り合うことでバランスを取る「テンセングリティ構造」を使って、だまし絵で有名なエッシャーの『相対性』をイメージしたものを作るとのこと。

まずは3Dモデルで構造を考えながら設計していきます。

構造が決まったら材料を購入。

ちょうどいいサイズのものが無かったそうで、材料に合わせてスケールを調整したとのこと。

材料をカットして……

加工をしていきます。

グラインダーで削り曲面を作ったり……

丸い穴を開けたりと、様々な形に仕上げていきます。

底部には、ひし形の穴をノミで開けます。

柔らかな木を使ったので割れてしまった部分もあるようです。

こちらはパテで修復します。

角を丸く整えたら、部品は完成です。

できた部品を組み立てていきます。

複雑な形になるため、後で塗りにくくなりそうな場所は先に塗りながら組み立てます。

『相対性』をイメージした階段状のパーツも見られます。

白と黒を基調に塗り分けていきます。

ひもの固定は、ピアノ線を穴に引き込み棒状のパーツをはめこんで押さえるようです。

さらに固定のためのパーツを隠すため、他のパーツでふたをする形で接着します。

ピアノ線が抜けてしまったら、やり直しはできない一発勝負です。

パーツをアームで固定してピアノ線を組み入れます。

接着すればもう後には引けません。

バランスを取るために、四隅にボールチェーンを取り付けます。

引っ張る力を調整するため、電池ボックスのバネを使うようです。

バネとC字のパーツを使い、ちょうどいい長さになったところでボールをひっかけて固定できるようにします。

バランスを取れば、完成です。

浮遊感のあるテンセングリティ構造で、エッシャーの作品のような不思議な空間を演出するオブジェが出来上がりました。

このオブジェは上下を逆さにすることもできます。

重力の方向が分からなくなるようで、モチーフにした『相対性』に通じるところを感じます。

気になった方は、ぜひ下記のリンクから動画でもお楽しみください。

▼動画はこちらから視聴できます▼

『テンセグリティでエッシャーなオブジェを作ってみた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44589274

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