2022年09月20日20時48分 / 提供:らばQ
警察は逮捕する側で、犯罪者は逮捕される側。
当たり前のことですが、メキシコの麻薬組織と警察の関係はその限りではありませんでした。
立場が逆転した事件現場をご覧ください。
A Mexican drug cartel member arresting the cops : Reddit
A Mexican drug cartel member arresting the cops
まるで麻薬組織が逮捕している側で、警察が逮捕された側。
2019年に幹部を逮捕された麻薬カルテルが、報復して都市全体を襲撃したときのものだそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「手を上げろ」
「そうするのは、おまえらだ」
「くそ、やられた」
●メキシコでは、UNOのリバースカードはパワフルだな。
●メキシコ警官は麻薬カルテルの最下位の位置にいるよ。新しいことではない。
●おお、なんてあわれな警官たちだ。
↑これは古い写真で、2019年に当局が幹部のオビディオ・グスマン(ボスのホアキン・グスマンの息子の1人)をクリアカン(麻薬密売で知られる町)で拘束した。
その復讐として麻薬カルテルは、大規模な武装で警備してトラックを燃やしたり、都市をロックダウンさせた。兵士や警官を誘拐してその家族を殺すと脅したので、政府はやむを得ずオビディオを釈放した。
クレイジーでシュールだが、それがメキシコである。
●失敗国家だ。
●メキシコで休暇を過ごした。
出発する日、セミオートライフルを持った麻薬カルテルの構成員たちがビーチフロントのホテルにやってきて、密告者を殺した。カンクンのホテルで働いていたが、クローゼットに隠れていたのを殺された、それは去年の11月のこと。
自分のいたホテルじゃないが、そのストーリーは帰宅してからニュースで読んだ。
●観光でメキシコのリゾートに行きたいけど、麻薬カルテルのニュースを見ると残念ながら行けない。
●これは恥ずかしいが、こうした警官たちは地元の州警察で、彼らはのほとんどが買収されて腐敗している。なのでそんなに珍しいことではない。
●わお、これはメキシコでの休暇が楽しみになってきた。
●なんてこった、メキシコ人として恥ずかしい。
これは社会問題で全てのメキシコ社会に影響している。腐敗や違法行動に目を背けた全てのメキシコ人に罪がある。大勢が自分の家庭に影響がなければクールにしているが、裏で違法取引をする家族や友人に手を貸している。胸クソ悪い!
↑腐敗はメキシコ文化に深く染みこんでいる。
メキシコ政府と麻薬カルテルとの武力紛争はメキシコ麻薬戦争とも呼ばれ、2022年の今も続いています。
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