導入事例

住友化学園芸株式会社様

住友化学園芸株式会社

"お客様へスムーズなご案内"と"小売店舗様への誘導施策"というダブルの効果を実現

導入の目的 お客様の満足度向上と小売店舗様への店舗誘導施策
業種 メーカー
導入サービス 買えるお店マップ(旧:取扱い店舗検索サービス)

※内容はインタビュー当時のもので、現在とサービス詳細が異なる場合がございます。

主に家庭用園芸用品を製造販売・研究・開発を行っている住友化学園芸様。
お客様からのお問い合わせとして、住友化学園芸の商品はどこのお店で取り扱っているのか、という内容も多く、よりお客様に分かり易くご案内したいとのことで、取扱い店舗検索を導入をしていただきました。
今回は住友化学園芸株式会社マーケティング部の原様にお話を伺いました。

POINT

  • 最初はお客様相談室・営業の負荷を軽減するために取扱い店舗検索を導入
  • 導入後、取扱い店舗検索によって、実店舗への誘導施策につながった
  • 大変なデータ整形を「ちょこっとデータ変換/加工」を活用してスムーズに導入へ

貴社について教えてください

肥料や殺虫剤といった家庭向け園芸用品を製造販売しております。従来の農薬や肥料は農家様向けの商品のため、サイズが大きかったり、濃度の調整などが必要でした。そこで弊社では、ご家庭用でもお使いいただきやすくするため、サイズを小さくしたり、エアゾールやハンドスプレータイプの商品を製造・販売しております。
主力となる商品は殺虫剤で、代表的な商品はオルトランシリーズやベニカXシリーズとなります。

オルトランシリーズ・ベニカXシリーズ

原様の業務について教えてください

私はマーケティング部のデジタル推進チームに所属しています。
マーケティング部は、商品の市場調査やパッケージのデザイン、市場への普及戦略の検討や広告・プロモーションなどを行っており、デジタル推進チームでは主にECやWebでのプロモーションや営業支援を行っています。取扱い店舗検索は主にWeb上での施策のため、我々の部署で対応しています。

「取扱い店舗検索」の導入に至るきっかけについて教えてください。

元々、お客様から商品の取り扱いに関する問い合わせが多かったためです。
お客様相談室では、商品の使い方などの商品自体の問い合わせにはすぐ対応できる体制ではあるのですが、商品を取り扱う場所については各営業担当の方が把握をしていました。そのため、営業チームに確認を行った後、お客様のお住まいのエリアでお取引のある小売店舗様を絞り込み、お客様にご案内するといった流れで行っておりましたので、非常に時間と手間がかかってしまっていっていました。
工数の削減とお客様に直接探していただく方が利便性が高いと考え、導入を決めました。

導入に至るまで大変だったところを教えてください。

やはり、取扱い店舗検索で必要なデータを整形する所ですね。
取扱い店舗検索で使うのにフォーマットの変換が必要な上、それぞれの担当者が使いやすいように登録してあるため、同じ店舗の事を指示していたとしても、社名の揺らぎや地域名の有無、データを整理する対応などが必要でした。

そこで、取扱い店舗検索導入と同じタイミングでユニリタ社の「ちょこっとデータ変換/加工」というサービスを導入しました。このサービスでは、別途定めた対応表を基に揺らぎのあるデータを一括で変換できるようになり、フォーマットの変換も同時にしてくれるため非常に便利です。

最初に変換のルールを定めておけば、店舗名の追加変更や商品の追加廃止はありますけど、あとはデータを流し込むだけなので、手間がかからないです。
また、設定の中で「新規に入ってきたデータ」のみを確認できるのも良い点だと感じました。既存のデータを含めて全件確認するのはかなりの手間なので、そういった点でも良いサービスだと感じました。

ちょこっとデータ変換/加工
URL: https://www.oshigoto-kaikaku-lab.jp/service/chokotto-data.html
システム図

取扱い店舗検索と組合わせている施策について教えてください。

弊社では、「ガーデンドクターAI(https://gardendoctor.ai/)」というサービスを提供しています。主にWebページやLINEアカウント、各カタログにリンクを掲載しています。これは、お客様が「植物の様子がおかしい、でも原因がわからない」という時に、その植物の写真をAIに読み込ませることで、どんな病害虫が原因なのか、それに対処できる商品は何か、というのをご案内できるサービスです。ここの商品紹介ページに、「取り扱い店舗を探す」というリンクをつけることで、お客様に「必要な薬剤・商品の認知」、「販売店舗への誘導」というカスタマージャーニーを構築することができました。
実店舗への誘導施策にもつながり、流通様からも高評価を頂いております。

ガーデンドクターAI
URL: https://gardendoctor.ai/

取扱い店舗検索に対しての評価と今後取り組みたいことを教えてください。

やはり導入していいサービスだと感じました。社内でもどんどん活用していきたいという風潮になっています。
また、検索される時間がヒートマップ的にわかる仕組みがあるんですが、これも良い点だと感じています。調べてみると朝の9時と夕方の3時頃に検索されているピークがあることがわかりました。
これはおそらく、朝9時頃のピークは朝一で植物の様子を確認した人、また夕方の3時頃のピークは日中に園芸の作業を行った人がそれぞれ「この商品が必要かもしれない」と感じて近くで購入できる店舗を調べていただく時間なのかなと思います。
このように、顧客の実際の動きを把握できるようになったことで、弊社の営業から各流通様に「こういった時間帯で来店があるかもしれません」といった踏み込んだお話もできるようになりました。

今後の取り組みとしては、掲載店舗を増やしていきたいです。特に問い合わせが多いのはホームセンターが少ない都心部でして、こういった地域ではチェーンではない園芸専門店が多いです。こういった小規模な園芸専門店も検索できるように掲載店舗を増やしていければと思っています。

買えるお店マップ(旧:取扱い店舗検索サービス)

地図上で各拠点を検索できるようにするパッケージサービスです。拠点に関する情報を含めた丁寧な案内を行うことができます。

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