温故知新!西区てくてくスケッチ:野毛の切通し
安政6(1859)年、横浜に急造された横浜道。旧東海道の芝生(しぼう)村(現浅間町)から新田間(あらたま)橋、平沼橋、石崎橋(現敷島橋)を渡り、戸部の坂を上ると山を削って造られた野毛の切通しに出る。開港当時は、今より切通しは高い所にあり、道幅はずっと狭かった。
全国から横浜を目指した旅人は、この切通しを通っていった。きっと、商売での大成功や異人さんとの交流など、大きな夢を持っていたことだろう。
切通しを抜けて左に曲がると、目の前に大きく風景は開ける。関内や港の建物、黒船などが見渡せたはずだ。ますます夢が大きく膨らんで、野毛坂を下っていったことだろう。
昭和3(1928)年、市電の西平沼橋〜長者町5丁目の開通によって、道を掘り下げて道幅も広がり、現在の形になった。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
※2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
(2015年9月掲載)
【温故知新!西区てくてくスケッチ 14】野毛の切通しの詳細情報
名称 | 【温故知新!西区てくてくスケッチ 14】野毛の切通し |
---|---|
よみがな | のげのきりとおし |
住所 | 神奈川県横浜市西区 |
地図 |
|
最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 日ノ出町駅から直線距離で426m |
ルート検索 | |
標高 | 海抜29m |
マップコード | 8 705 465*31 |
モバイル |
左の二次元コードを読取機能付きのケータイやスマートフォンで読み取ると簡単にアクセスできます。 |
※本ページの情報はマピオン観光マップを運営する 株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)から情報提供を受けています。
※施設情報の誤り、修正のご依頼はお問い合わせ窓口からご連絡ください。
※株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)はこの情報に基づいて生じた損害についての責任を負いません。
上記のリンクは、外部サイトに移動します。