普光寺廃寺は、彦根市普光寺町の廣濱神社一帯に建立されていた白鳳寺院です。白鳳寺院は7世紀後半に建てられた古代寺院で、市内には普光寺廃寺のほかに5か所でその痕跡が確認されています。周囲には「堂畑」「堂ノ北」「大伝」など、寺に関する小字名が残っており、寺院があったことをうかがわせています。塔心礎は塔の中心部を貫く心柱の基礎で、塔の他の礎石に比べて大きなものが使われるため、塔がなくなった後でも塔心礎のみ現位置に残される事例が多く見られます。廣濱神社にある塔心礎は、辺長が約2.2mの隅丸の方形をしており、その内部に直径約85cmの柱穴が掘られており、白鳳期の形態的特徴を示しており、市内で唯一現況が確認できる重要な資料です。彦根市指定文化財に指定されました。

市指定文化財 塔心礎(普光寺廃寺)の詳細情報
名称 | 市指定文化財 塔心礎(普光寺廃寺) |
---|---|
よみがな | ししていぶんかざい とうしんそ(ふこうじあと) |
住所 | 〒521-1144 滋賀県彦根市普光寺町430 |
地図 |
|
最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 稲枝駅から直線距離で3154m |
ルート検索 | |
標高 | 海抜87m |
マップコード | 101 155 694*83 |
モバイル |
左の二次元コードを読取機能付きのケータイやスマートフォンで読み取ると簡単にアクセスできます。 |
※本ページの情報はマピオン観光マップを運営する 株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)から情報提供を受けています。
※施設情報の誤り、修正のご依頼はお問い合わせ窓口からご連絡ください。
※株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)はこの情報に基づいて生じた損害についての責任を負いません。
上記のリンクは、外部サイトに移動します。