2025年08月19日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■娘の友達のママに事情を話すと…
その翌日。私は真帆さんに事情を話すため、電話をかけた。
「優花ちゃんのペースでいいし、麻里の復習にもなるし」
「あの…でも、私たちもう塾にも通ってないし…それじゃ迷惑に…」
「そんなの全然!私、優花ちゃんには受かってほしいの。麻里も、一緒の学校に行きたいってずっと言ってるのよ」
■友達とふたりで自宅勉強をスタート!
真帆さんのあたたかい声に、私は思わず涙がこぼれそうになった。
その日から、優花は麻里ちゃんと自宅での勉強をスタートさせた。
一緒に音読をしたり、カードで漢字を覚えたり、算数の問題を解いたり。
ふたりは笑いながら学び、競い合いながらも支え合っていた。
そして夜、優花は私と机に向かっていた。
「今日の麻里ちゃん、すっごく早く解けたよ!」と報告するその声は明るく、どこまでも楽しげだった。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)