2025年08月27日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※この作品には、子どもが辛い思いをする場面が含まれます。読み進める際はご注意ください。
■これまでのあらすじ
家に帰って来ない父親と、その分娘に執着する母親を持つありさは、幼い頃から地雷少女で幼なじみのののかの心にトラウマを抱かせてしまう。ののかに見放され、離れた地で暮らすありさは大学時代に家を出て苦労しながらも社会人に。大学のゼミ仲間と飲み会で集まれば、女友だちが連れて来た初対面の彼氏に送ってもらい、彼女に悪く言われていた彼をやさしくフォロー。自分の行動を正当化して、彼と帰宅してしまう。
■彼の待つ家に帰る
■女の子なんていらない!?
■私がいい子になったら…
元ゼミ仲間との飲み会で、女友だちの彼氏と帰宅してしまったありさ。飲み会にはそれ以降顔を出さず、今日も彼の待つ家に帰るのでした。
幼い頃、母はよく祖母に怒鳴られ、「役立たず」とののしられていました。女の子を産んだ母にこの家の跡継ぎをどうするつもりなのかと問うのです。
「女の子なんていらない!」と言う祖母が、母を怒らないようになるにはどうしたらいいのだろう…。
自分の存在を否定されながらも大好きな母のためありさは必死で考え、自分が「いい子になったら、ママ怒られないかも」と思い至ります。
しかしどんなにがんばっても、祖母は「女の子なんて見たくない」とありさを邪魔者扱いして…!?
(あさのゆきこ)