2025年08月27日16時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
同僚・芹との距離感の近さから関係を疑われた夫は、離婚の危機に直面します。芹の夫・蓮斗を交えた四者で話し合いを行った結果、芹の嘘や裏切りが明らかに。蓮斗は裏切り相手の藤枝にこそ責任があるとし、芹との離婚を決意。帰宅後も芹の弁明を受け入れず、慰謝料を拒む主張にも冷静に対処します。引っ越しまでの猶予を与え、藤枝には内容証明を送ると告げました。芹は不利な状況に言葉を失います。その頃、草太夫妻は慰謝料の支払いを免れたことに安堵しつつも、妻は「すぐに信頼が戻るわけではない」と率直な思いを夫に伝えていました。
■不適切な関係がバレたことを知った藤枝は…
■草太と偶然鉢合わせてしまい…
■「彼から強引に…」言い訳を重ねる芹
芹は会社で藤枝に、ふたりの関係が蓮斗に知られてしまったことを打ち明けます。
偶然その様子を目撃した草太に気づいた芹は、慌てて後を追い、「藤枝くんのこは好きでもなんでもないの」と言い訳します。しかし草太は冷ややかに「もう関わりたくないんだ」と突き放しました。
両夫婦での話し合いで、自身の嘘や裏切りがすべて明るみに出たというのに、なおも草太の気を引こうとする芹。その必死な姿はむしろ逆効果で、草太の心はさらに遠ざかっていきます。
自分の行動が誰を傷つけ、誰に見放されようとしているのか――芹は気づかないままなのでしょうか。
(スズ)