2025年07月22日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者まるき八郎さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
夫が妊娠中の妻に心ない言葉を浴びせ続けたことで、妻は実家に帰ってしまいます。妻から事情を聞いた夫の母と妹は、夫が妻にしてきたことを再現することに。精神的に追い詰められていく中で、夫はようやく自らの傲慢さに気づき始めます。母と妹から誕生日に贈られたビデオデッキが、妻に古い掃除機を贈ったあの日の出来事を思い出させ、後悔の念が押し寄せる夫。妻の笑顔の裏にある傷ついた心に気づけなかったこと、優位に立つことで自分が幸せだと感じるために、無意識に彼女を傷つけていた現実に向き合い始めた矢先、今度は妹が夫に対してある行動に出ます。
■妻に煙を吹きかけた夫の代わりに…
■妻に酷いことをしてきた…夫がようやく反省?
■許しを乞う夫に母と妹は…
妻に煙を吹きかけた過去をなぞるように、妹は夫の顔に飲み物を吹きかけました。
ようやく自分のしてきたことの重さに気づき始めた夫でしたが、母と妹は容赦しません。
追い詰められた夫は涙ながらに「もう限界だ…許してくれ」と懇願します。けれども2人は冷たく笑い、「メンタル弱すぎじゃない?」と一蹴。
そう、それもかつて夫が妻に浴びせた言葉でした。自分が妻と同じ立場になったとき、夫は何を感じたのでしょうか…?
(まるき八郎)