※このお話は作者まるき八郎さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
夫婦は対等であるべきと考える夫は、妊娠中の妻にも生活費は折半、家事は稼ぎの少ない妻の負担だと要求します。外出の提案に、つわりが辛いと妻に断られた夫は「俺と出かけたくないのか」と被害妄想を抱き、立つのも辛い妻を「大袈裟」と責め続けます。妻は涙ながらに「一緒に育児したくない」と訴えますが、夫は赤ちゃん言葉で嘲笑い「メンタル弱すぎ」と突き放します。さらに「お前の態度のほうが酷い」と責め、妻の顔に煙を吹きかけるのでした。