2025年05月30日17時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者ますまゆさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
子どもたちが車を傷つけたと連日家を訪ねてきた隣人。娘の無実は証明されましたが、息子は一方的に犯人扱いされ、否定していた息子も次第に自信を失っていきます。そして隣人は夫婦に60万円の示談を要求。息子は隣人から罵られ続け、「自分がやったかも」と思い込むまでに追い詰められていました。息子を守ると決めた夫婦は弁護士に相談するも費用が示談金と同額と知り、泣く泣く受け入れることに。しかし、判を押した直後、隣人が放った「いい社会勉強になりましたね」の一言に、明らかな悪意を確信した母は、この示談を後悔せずにはいられないのでした。示談の際、このトラブルを口外しないこと、今後一切子どもたちに関わらないことを約束し、気持ちに折り合いをつけながら日々過ごしていたのですが、数ヶ月後、近所のある噂を耳にして…。
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