2025年05月26日17時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者ますまゆさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
ある日、隣人が「娘さんがうちの車に傷をつけた」と訪ねてきました。防犯カメラの映像と現物の車を確認し、傷などはついておらず安心したのも束の間、翌日、隣人が「今度は息子さんが傷つけた」と、再び訴えてきたのです。防犯カメラには、たしかに息子が車の前で立ち止まる姿が映っていましたが、車に触れる様子は映っておらず、息子も「ただ見ていただけ」と否定します。しかし今回は車体に細かな傷が残されていたのです。夫に相談し、改めて息子に確認すると、「絶対にやっていない」と言っていた息子の言葉は、いつの間にか「わからない」に変わっていて…。週末、夫婦が隣人のお宅を訪ねると、弁護士を通じて示談書を提示されてしまいます。確たる証拠もないのに、示談金60万円でなかったことにすると言い出したのです。
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