2025年06月06日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加えています。
■これまでのあらすじ
会社員・けんとの唯一の趣味は妻・モカの手料理を食べることだった。しかし、結婚2年目にモカの妊娠が発覚。つわりを理由に質素な夕食が並ぶようになり、けんとは不満を募らせていく。
以前のような手料理を作ってほしいと何度もおねだりするが、そのたびに撃沈。それどころか、口を開けば「飯飯」ばかりのけんとにモカは離婚を切り出す。それでも、けんとは「ただの脅しだろう」と反省せず、夜のお店に18万円支払うなどやりたい放題だった。
そんな中、精神的に追い込まれたモカのもとに両親がかけつける。父から「ここで待ってて」と言われたにもかかわらず、けんとは勝手に食事へ。翌日、両親が帰ったことを確認して帰宅すると、モカはそっけない態度で…。
けんとに期待することをやめたモカは、どこかスッキリとしたようですね。
一方、モカのことをまだ怒っていそうだと思いつつ、「出産して気持ちが落ち着いたら機嫌もなおるだろう」と考えるけんと。あいかわらず楽観的です。
ところがモカが里帰りして数週間後、会社で臭いを指摘されて…。
(土井真希)