2025年05月25日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加えています。
■これまでのあらすじ
会社員・けんとの唯一の趣味は妻・モカの手料理を食べることだった。しかし、結婚2年目にモカの妊娠が発覚。つわりを理由に質素な夕食が並ぶようになり、けんとは不満を募らせていく。
モカにどうにか以前のような手料理を作ってほしいけんとは何度もおねだりするが、そのたびに撃沈。それどころか、自分は一切努力せずに料理をすべて妻に押し付けようとしたことで、「もうご飯は作らない!」と宣告されてしまう。
「妻が料理を作ってくれない」という愚痴に、唯一共感してくれた上司から頻繁に飲みに誘われるようになるも、まったく楽しくない日々。やはりモカの手料理を食べたいと考えるけんとだったが、生まれる子どもには興味を持たず、口を開けば「飯飯」ばかりの夫にモカは離婚を切り出して…。
けんとは離婚を考えているとモカに告げられ、「脅しだよな?」と思いつつ会社の飲み会に参加。そして、散々見当違いな愚痴を言い続けて来たけんとの話を、同僚たちは「またか…」と聞いてくれます。
あまりに料理に固執するけんとに、エースさんが何故そんなに飯にこだわるのか聞いてみると…?
(土井真希)