2024年08月21日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
家族みんなで「特別じゃない日を特別にする方法」を見つけていくこの連載。
夏休みに入り、子ども3人と慌ただしい日々を過ごしておりますが、今回の活動は「子どもたちにサプライズをする」にしようと前々から決めていました。しかし、何をサプライズするか悩んでいました。
あまりお金をかけすぎずに、3歳から8歳がみんな楽しめること。またスケジュールの関係で実施日は平日になるので、夫不在の私1人で3人にサプライズ…何をしたらいいんだ?!
サプライズはコレに決まり!
たくさん悩んだ挙句、たどり着いたのは「しゃぼん玉パーティー」でした。
いつも安いしゃぼん玉液ですぐ消えてしまうので、ちょっと良い高性能のしゃぼん玉液を買って、いろんなしゃぼん玉グッズも用意して楽しんだら良いんじゃないかと。我ながらナイスアイデア!
しかし現在は真夏、外での実施は暑すぎる。かといって家の中でも難しい。
あとは住宅地の中や周りに車やお家のある公園だとシャボン玉がたくさん飛んで迷惑をかけるかもしれない。ちょっとしゃぼん玉やるくらいならいいけど、しゃぼん玉パーティーだしなぁ…とどこでやるかをまた悩み、最終的に朝の涼しい時間にめっちゃ広い河川敷でしゃぼん玉パーティーをすることにしました!
子どもたちに内緒で出発!
到着したときの反応は…?
家の近所の河川敷を地図で確認し、近くに民家もないことを確認し、朝から駐車場が空いているのかも確認し、よし大丈夫そう!
ということで、夏休みのとある朝、行き先を告げずに子ども達を車に乗せて出発します。「どこにいくんだろ〜」「楽しみ!」とわくわくする下2人と「どこ行くの?お腹すいたんだけど…」とちょっとめんどくさそうな長男。
そして河川敷に到着しました。
「土手だ!」
「ここで何するの?」
と少しワクワクし始めた子どもにテントやしゃぼん玉、朝ごはんや水筒が入った袋を渡します。
「テント?」
「パンも入ってる!」
「はい、まずはここで朝ごはんピクニックをします! その後はみんなでシャボン玉パーティです!」と宣言すると「やった〜!!」と喜ぶ娘。
私が子どものころ好きだった黒糖パンとクロワッサンをみんなで食べました。子ども達も気に入ったご様子。良い天気で、良い景色の中で食べるパンは美味しかったです。
朝ごはんもそこそこに、袋に入った大量のシャボン玉を見た次男が「しゃぼん玉やりたい!」と言い出したので、今回のメインであるしゃぼん玉パーティーを始めることにしました。
ネットで購入したシャボン玉
その違いはいかに…!?
しゃぼん玉グッズは思った以上に100円ショップにたくさんあり、今回買いきれなかったものも多くありました。今回はサプライズなので私が選びましたが、一緒に買いに行っても良いかもしれません。
今回はしゃぼん玉グッズは100円ショップで、そしてしゃぼん玉液は別でネットで購入しました。評判が良く、ヨーロッパ安全基準CEを満たしていて最悪飲んでも安全なやつをどどーんと1リットル。
これ、しゃぼん玉液で全然違いますね。以前安いしゃぼん玉液で遊んだ時は一度に2~3個しかシャボン玉ができなかったんですが、良いしゃぼん玉液だと延々シャボン玉が発生します。すごい…1回つけただけで100個ぐらい出てくる感じでした。これは楽しい!
長男は大きなしゃぼん玉を作っては「見て〜!!!すっごく大きいのができた!」とはしゃぎ、娘は大量のシャボン玉に囲まれてニッコニコ、次男はすごく良い笑顔でしゃぼん玉液をこぼしてる〜!!
まぁ予想の範囲内だったので、シートを持ってきてよかったと思いました。次男くんは靴下までベトベトになりつつ何度もしゃぼん玉を吹いて楽しんでました。
朝はあまり乗り気じゃなかった感じの長男に「どう?楽しい?」と聞くと「楽しい!!!」とニッコニコ。みんなしゃぼん玉喜んでくれてよかったなぁ。
私もとても楽しかったです。すごく大きいシャボン玉や、あたり一面に小さなシャボン玉がふわふわ浮いている光景は綺麗で癒されました。
サプライズ終了!
子どもたちの感想は?
気温もだいぶ高くなってきたので、片付けて家に帰ることにしました。子どもたちに感想を聞いてみると…
この中で気になったのは次男の感想…。ん?誕生日?
私が「今日は誰かの誕生日だったの?」と聞いてみると、「そうだよ!今日はムスコちゃん(長男)の誕生日だった!」とのこと。次男のコメントに???となりましたが、多分誰かの誕生日くらい楽しくて特別な日になったってことだね!(ポジティブ解釈)
みんな喜んでくれたのでサプライズ大成功〜!!
サプライズをして思い出した記憶
そして、そんな子どもたちの様子を見ていて、急に私の子ども時代を思い出しました。
私の父もよく休日の朝に「出かけるから車乗って!」と私たちを車に乗せ、「どこに行くかはついてからのお楽しみ〜」と行き先を告げずに出発することがよくあったなぁと。行き先はバラバラで、公園だったり、鍾乳洞だったり、大きなホームセンターだったり、科学館や博物館だったり。
出発する時は「ちょっとめんどくさいなぁ」などと思っていても、最終的にすごく楽しくて。喜ぶ私たちを見て父は「楽しかったか?よかったよかった」と満足そうにしていました。
そうか。私は今、親として父と同じことをしているんだなぁと不思議な気持ちになりました。
子どもたちが大きくなってきて、どこに行くか何するかなどを子ども達の意見を聞きながら決めることが増えてきた最近ですが、たまにはこうやってサプライズで楽しいことをするのも新鮮でよかったです。
文・イラスト むぴー