■前回のあらすじ
家事育児は妻がやって当たり前だと思っているだろう夫に対して、「あなたが仕事に行けるのは私が家のこと、子どものことをやっているからだと思わないの?」とせまるようこ。しかし、夫は「君の理想論を押しつけるのはやめて」と一言残し、家を出ていくことに。夫との関係を諦めた方がよいのかと思い悩んでいると…。駆け寄ってきた息子から「パパは?」と聞かれ、複雑な心境に。「パパは好き?」と息子にたずねると「好き」と真っ直ぐ答える息子を前に「一緒にいるには私が諦めれば良い」とようこは心の内で覚悟を決めるのでした。