2024年07月28日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■これまでのあらすじ
同棲中に妊娠が発覚し、結婚することになった主人公・マチ子とブン太。家事も生活費も半分にしたいというブン太のこだわりは日々強くなり、マチ子がつわりで苦しんでいてもルールを最優先し、執拗に責めてきます。職を失ったマチ子が半分ルールの限界を話すと、ブン太は離婚か半分を守るかの選択を押し付けました。社会復帰するまでの我慢と割り切ったマチ子は、家事をすべて受け持つことになります。しかし、ブン太は粗探しをしては家事にイチャモンをつけるようになり、マチ子のブン太への愛は完全に冷めてしまいます。妊婦健診の日、マチ子は産科の前で同僚のミナミに遭遇します。マチ子を退職にまで追い込んだミナミも妊娠していました。ミナミは、一緒に働いていたとき、マチ子が不幸になればいいと思っていたと言います。つわりで苦しむマチ子を見て、ようやく平等になれたと感じたミナミですが、自分の生活がそれ以上に大変になったため、結局マチ子の方が恵まれていると妬みます。そして、「だからマチ子のつわりは終わらないんだ」と身勝手な発言をするのでした。
■こんな苦しい毎日が恵まれてるっていうの…?
■ホルモンバランスのせいでイライラした…?
■その笑い方…ブン太と同じで嫌になる
ここまで散々毒を吐いてきたミナミでしたが、それは妊娠によるホルモンバランスの乱れだから許して欲しいと笑います。
その人を見下したような笑顔がブン太と重なり、マチ子は「一生許さない」と一言、ミナミに告げたのでした。
ブン太もミナミも人を馬鹿にするような発言が多く、思いやりの気持ちが一切ないところが似た者同士なのかもしれません。
そんなふたりに「マチ子は恵まれている」と言われ、一瞬心揺らぎましたがやっぱりこんな状況はおかしい…! そう思って許さないと言えたマチ子の目は、不安や迷いが一切感じられなくなりました!