2024年07月25日18時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■これまでのあらすじ
「家事と生活費は半分ずつ」半ばブン太が一方的に決めたルールの中同棲していた主人公・マチ子は妊娠を機に結婚。つわりで苦しむマチ子に配慮のないブン太は変わらず半分ルールを強要します。ある日職を失ってしまったマチ子は半分ルールはもう限界だとブン太に相談。するとブン太は半分を守らなければ離婚だと切り出しました。頼れる身内もいないマチ子は離婚しない選択をし、家事はマチ子、生活費はブン太という半分ルールに改定。その後ブン太はマチ子の家事に常にいちゃもんをつけ、マチ子が反論すれば離婚を切り出すという日々。つわりとブン太への嫌悪感でトイレに駆け込むマチ子を追いかけたブン太は、心配するように見せて夕食を催促。なんでこんな奴と結婚してしまったのか…マチ子は過去の「愛していた」気持ちすらも消え去ったと感じたのでした。
■お腹の子の存在が私の生きる希望
■立ち合い出産についてマチ子の思いは…
■「お母さんが決めていい」にマチ子の決断は?
ある日の妊婦健診で、お腹の子が順調に育っていることを知り安堵するマチ子。
つわりの辛さも、ブン太にどれだけ罵られても、今はただ赤ちゃんが元気でいてくれるだけで救われた気持ちになります。
以前ブン太と出産について話したときには立ち合いしてもらうつもりでいましたが、今のマチ子はブン太に立ち会って欲しくない気持ちがあり、助産師に改めて聞かれしどろもどろに。
そんなマチ子を見て察してくれたのか、助産師は「お母さんが決めていい」と優しく声をかけてくれました。
その言葉に背中を押され、マチ子はひとりで産むことを決断したのでした。
本来であれば、大変なお産に家族の支えがあったら嬉しいものですが、今のマチ子にとってブン太の存在は支えどころか心を乱しかねません。
お産に向けて、マチ子には自分の体と赤ちゃんのことだけを考えていて欲しいものです…。