「中学離れても会いにくる」ずっと友達でいたい…まどかの願いとは？【望まれて生まれてきたあなたへ Vol.10】

この漫画は書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』(著者：やまもとりえ)の内容から一部を掲載しています（全15話）。

■これまでのあらすじ
晴れて志望していたS中に合格することができたまどか。中学校の制服姿を見て欲しいと思いのぞみの家へ。制服姿のまどかを見て一緒に合格を喜んでくれたのぞみ。しかし、事あるごとに「いいなー」と羨ましがるのぞみに、まどかはイヤな思いを抱くのでした。これまで遊びもせず努力してきたのに、「いいなー」と言われると、簡単にズルして手に入れたと思われているように感じたのでした。

これまでに感じていた「いいなー」という言葉へのモヤモヤした思いを吐き出したまどか。

のぞみには、まどかの思うような意図はなかったのですが、まどかがイヤな思いをしているのを知り、もう言わないと謝ってくれたのでした。言い過ぎたと思ったまどかも、その場ですぐに謝罪しました。

中学で離れてしまってものぞみに会いにくると言うまどか。将来は一緒に東京で住もうと約束するくらい、まどかはのぞみと友達でいたいと思っていたのでした。

次回に続く（全15話）「望まれて生まれてきたあなたへ」連載は7時更新！

『望まれて生まれてきたあなたへ』
著者：やまもとりえ(KADOKAWA)　
「望まれて生まれてきたあなたへ」はこちら

小児科医として働くまどかは、ある日テレビで衝撃的なニュースを目にします。その事件で逮捕された犯人は、まどかが幼い頃よく遊んだ友人だった。いつしか別々の道を歩むようになった2人の少女。その友人はどんな人生を歩んてきたのか…。まどかはこの事件をきっかけに、過去の記憶を蘇らせるのだった。