2024年06月24日07時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
この漫画は書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』(著者:やまもとりえ)の内容から一部を掲載しています(全15話)。
■これまでのあらすじ
思わぬ事態で家庭教師の先生を変えられてしまって落ち込むまどか。学校の休み時間にのぞみから一緒に遊ぼうと誘われるも、勉強するからと断ってしまいます。塾に行き始めたまどかは、塾の先生からこのままでは志望校の合格は厳しいと言われていたのです。この時のまどかは、親の言いなりで自分のやりたいことも自由にできず、誰よりも自分が一番かわいそうな子だと思い込んでいました。そのため、当時のぞみがどんな気持ちを抱えていたかなんて想像することもできませんでした。
のぞみの家まで合格した中学の制服を披露しに行くまどか。
制服姿のまどかを見て、一緒に喜んでくれるのぞみでしたが、事あるごとに「いいなー」を連発。モヤモヤを感じたまどかは「いいなーってやめてくれへん?」とのぞみにハッキリ伝えます。
努力した結果なのに、簡単に手に入れたように思われているようで、不快に感じたのです。
『望まれて生まれてきたあなたへ』
著者:やまもとりえ(KADOKAWA)
「望まれて生まれてきたあなたへ」はこちら
小児科医として働くまどかは、ある日テレビで衝撃的なニュースを目にします。その事件で逮捕された犯人は、まどかが幼い頃よく遊んだ友人だった。いつしか別々の道を歩むようになった2人の少女。その友人はどんな人生を歩んてきたのか…。まどかはこの事件をきっかけに、過去の記憶を蘇らせるのだった。