■前回のあらすじ
家事育児をあまりしない夫のしょうたは、専業主婦の母親が何でもやってくれる家庭で育ち、さらに彼は末っ子。交際時から薄々気づいていたものの、子どもが生まれ、父親になれば変わると思っていたけれど…。現実は何も変わらず、まるで子どもが一人、増えたような気分を味わうのでした。そんなある日、冷蔵庫のお茶を取り出し「どこで買ったの?」とようこにたずねる夫・しょうた。いつものお店で買ったと答えるようこに駅前のスーパーでセールしていたことを告げたしょうたは「そっちの方が安かったんじゃない?」と一言。色んな事情がある中、たった数十円を問われることにようこはモヤモヤするのでした。