2024年07月16日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
幼い息子の子育てを機に、夫婦の溝が深まっていく一方の妻・ようこと夫・しょうた。ようこが家事分担の不満をついに口にすれば「誰の金で飯食ってると思ってんだ」と、もはや妥協点さえ見出すことができない状況。破綻寸前の一組の夫婦が再構築を目指して、たどる道のりとは…。
家事育児をあまりしない夫のしょうたは、専業主婦の母親が何でもやってくれる家庭で育ち、さらに彼は末っ子。交際時から薄々気づいていたものの、子どもが生まれ、父親になれば変わると思っていたけれど…。しかし現実は何も変わらず、まるで子どもが一人、増えたような気分を味わうのでした。
■おもむろに冷蔵庫を開けて…
■夫の言い分、妻の言い分
息子のゆうたが6ヶ月の頃、冷蔵庫のお茶を取り出し「どこで買ったの?」とようこにたずねるしょうた。
いつものお店で買ったと答えるようこに駅前のスーパーでセールしていたことを告げたしょうたは「そっちの方が安かったんじゃない?」と一言。
さまざまな事情がある中で、たった数十円を問われることにようこはモヤモヤするのでした。