■前回のあらすじ
幼い息子の子育てを機に、夫婦の溝が深まっていく一方の妻・ようこと夫・しょうた。ようこが家事分担の不満をついに口にすれば「誰の金で飯食ってると思ってんだ」と、もはや妥協点さえ見出すことができない状況。破綻寸前の一組の夫婦が再構築を目指して、たどる道のりとは…。
■家事育児をしない夫は…
■妻の願いは叶わず…
家事育児をあまりしない夫のしょうたは、専業主婦の母親が何でもやってくれる家庭で育ち、さらに彼は末っ子。
交際時から薄々気づいていたものの、子どもが生まれ、父親になれば変わると思っていたようこ。
しかし現実は何も変わらず、まるで子どもが一人、増えたような気分を味わうのでした。