2024年07月13日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
父親からは大学を辞めさせられ、一人暮らしのマンションからも出ていくように伝えられた栗太。憧れていた宝社長の本性がわかり、ようやく騙されていたことを理解するのでした。すべてを失った栗太は両親に電話をかけるも、父親からは切り捨てられ、母親には電話がつながらず…。すがる思いで電話をした妹・くるみからも「もう遅い」と告げられます。兄・栗太の電話から1ヶ月経ち、家族の現状を振り返る妹・くるみ。兄の優しさを思い出し、涙がとめどなくあふれてくるのでした。家族の話を聞かなかった兄にも問題はあったけれど、それでも妹として兄のためにできることはなかったのかと、いまさらどうしようもないことを考えてしまうのでした。一方で薄暗い部屋で膝を抱える兄・栗太。受信したメッセージを確認すると、そこには無事に生まれた赤ちゃんとあんずの写真が送られていたのでした。
■無事生まれた赤ちゃんを見て…
■誘惑の多いの世の中を前に…
無事生まれたきた赤ちゃんの写真を見て、涙をこぼす栗太。自身が失ったものの重みを今一度感じるのでした。
一方で栗太がおかした過ちはネットが身近になったことで、陥りやすい落とし穴に。今回の栗太のケースのように、家族をも巻き込むトラブルに発展することもあります。
甘い言葉を信じる前に、ぜひ今回の物語を思い出してほしいと思います。
そして今回で「ネットに毒され過ぎた兄の末路」は最終回です。
今までお読みいただき、ありがとうございました!
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