2024年07月12日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
父親からは大学を辞めさせられ、一人暮らしのマンションからも出ていくように伝えられた栗太。憧れていた宝社長の本性がわかり、ようやく騙されていたことを理解するのでした。すべてを失った栗太は両親に電話をかけるも、父親からは切り捨てられ、母親には電話がつながらず…。すがる思いで電話をした妹・くるみからも「もう遅い」と告げられるのでした。兄・栗太の電話から1ヶ月経ち、家族の現状を振り返る妹・くるみ。兄の優しさを思い出し、涙がとめどなくあふれてくるのでした。家族の話を聞かなかった兄にも問題はあったけれど、それでも妹として兄のためにできることはなかったのかと、いまさらどうしようもないことを考えてしまのでした。
■苦悩を抱える妹、一方兄は…
■思いがけない人からの…
薄暗い部屋で膝を抱える栗太。
受信したメッセージを確認すると、そこには無事に生まれた赤ちゃんとあんずの写真が送られていたのでした。
そして思い出す幸福だった家族の風景。
いよいよ次回は最終回です。