2024年06月10日07時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
この漫画は書籍『親子で不登校になりました。』(著者 最上うみみ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
かがやき学級に自分の居場所を感じていたうみ子ですが、人数が増えてきたころ、一人の子が他の子のことを見下す発言をし出したのでした。主張の強いその子の発言に、他の子も同調するしかない状況になってしまい、いつしか教室にはいじめのような空気が生まれつつありました。いじめなんて起きないと思い込んでいたうみ子は、誰も傷つかない場所なんてどこにもないのだと気づき、どこに行っても同じ思いをするなら自分が強くなるしかない!と普通の中学校に通うことを決意。その後、順風満帆に社会人になっていったうみ子ですが、突然母が他界してしまい…。
うみ子は、母が亡くなったことで、1つ下の弟・大樹とこれまで以上に支え合って生きて行こうと思っていました。
その後、結婚・出産を経験して、幸せな家庭を築いて行きたいと思っていたうみ子ですが、夫の浮気症な性格から喧嘩が絶えず離婚。
ねむを育てるために、必死に仕事を頑張るも給料が安定せず苦しい状況…。そんな時、心の支えになっていたのは、大樹の存在でした。
卑屈になりそうな時、大樹も頑張っているのだから、と思うと、自分も頑張ろうと思えていたのですが…。
その大樹が突然、最悪の選択をしてしまったのでした。
『親子で不登校になりました。』
著者 最上うみみ(竹書房)
「親子で不登校になりました。」はこちら
夫と離婚後、シングルマザーとなったうみ子は職業訓練校に通いながら息子・ねむと暮らしていました。しかし、これまで手がかからず優しかったねむが、ある日突然不登校に。息子の気持ちに寄り添いながらも頑張って学校へ行ってほしいと考えるうみ子。しかし、かつて自分も実母からのネグレクトや学校でのいじめから、不登校児になった過去が…。自身の経験と重ね合わせながら、母として息子の「不登校」にどう向き合っていくのか、同じ悩みを抱えた親子の闘いの物語です。