2024年04月29日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
母乳外来に通い苦戦しながらも授乳が軌道に乗りました。しかし出産から1年後に復職したら想像以上に大変な日々で断乳を決断することに…
■前回のあらすじ
授乳がうまくいかなかった私の前に突然、現れた助産師さんが指導してくださったら、何と次女の体重が増えました! そのため、この助産師さんと出会ったのも何かの縁だと思い、退院後にこの助産師さんがいる助産院の母乳外来に行ってみることに…。
こんにちは! 宝あり子です。
■母乳外来に通ってみた
次女の授乳がうまくいかず、退院後に母乳外来に行ってみました。
母乳外来では最初に次女の体重測定と問診がありました。
問診では
・現在の授乳の回数
・飲ませているミルクの量と回数
などを聞かれました。
そして次に母乳マッサージがありました。
自分では母乳が全然出ていないと思っていましたが、
こんなに母乳が出るなんて思っておらず、驚きました。
そして授乳の指導がありました。
授乳といっても授乳時の赤ちゃんの抱き方はいろいろあり、私もネットで調べて試してみましたが、どれもうまくいきませんでした。
助産師さんに指導していただきながら横抱き、縦抱き、脇抱き(フットボール抱き)など行いましたが、なかなかうまくいかず焦っていたら…。
■知らなかった驚きの授乳方法
机にタオルを敷き、そこに赤ちゃんを寝かせて授乳する方法を教えてもらいました。
この授乳方法は知らなったので、最初は「机に赤ちゃん寝かせるの!?」と驚きました。
しかし、これが次女には一番飲みやすい体勢でした!
この体勢は家で授乳するときにも腕が疲れないので良かったです。
テレビを見ながらの授乳は気分転換にもなりました。
ほかにもミルクの量のなども指導もしていただき、その後も定期的に母乳外来に通いました。
そして生後2カ月後半くらいから、ようやく授乳が軌道に乗りはじめました。
■断乳を決意したとき
その後はミルクと母乳の混合になり、次女は母乳を飲みながらでないと眠れない子になりました。
夜中に目が覚めると必ず母乳をほしがり泣くので、私も満足に眠れない状態がずっと続いていたまま次女出産から1年後に復職。
朝5時台に起きて7時前には家を出て子どもを連れて通勤ラッシュのバスに乗り保育園へ。
日中は仕事で休む暇なし。
帰宅も19時近くになることも多く、そこから食事の支度をしたり子どもをお風呂に入れたりでドタバタ。
夜中も目が覚めた次女が母乳をほしがるので起こされて夜中に何度か授乳しました。
この生活が大変すぎたため、断乳を決心しました。
しかし、断乳もすんなりとはいかず苦戦。
復職する方は状況によっては復職前に断乳することも検討した方が良いかもしれません。
その後も保育園の転園や育児と仕事の両立に悩んだり、3歳の壁にあたったり、乳がんが見つかり休職したり、転職したり、紆余曲折をへて、現在に至ります。
4月にお子様が保育園に入園され復職されたみなさま、生活が一変して大変な時期かと思います。
どうか無理はせず、つらいときには周りに話を聞いてもらったり、助けを求めたりしてほしいです。
こちらの連載は今回で最終回です。
今までお読みいただきありがとうござました!
※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。