2024年04月05日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
このお話は作者エェコさんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。個人の特定を防ぐため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
武夫とキヨは妻に隠れて交際を続けるため、無関係の正子を彼女ということにして妻に差し出します。親友だと思っていたキヨに裏切られて正子は深く傷つくのですが、両親に支えられて立ち直り、当事者同士の話し合いの場に現れました。話し合いの場で武夫に捨てられたキヨはカッターを持って武夫に迫りますが、正子に止められることに。正子は、武夫が何もしてくれなかったことやキヨの両親が彼女のため苦しんでいることを、友人としての最後の言葉としてキヨに伝えました。その言葉はキヨに響くのか…。
キヨの心の中に浮かんだのは…
我に返ったキヨが最初に発したのは
正子の言葉はキヨの心に響いたのです!
楽しかった正子との日々、両親の姿…武夫がくれた偽りの愛情ではなく、本当に自分を大事に思ってくれた人々の気持ちが通じて、キヨは素直に正子と武夫の元妻に謝罪したのでした。
取り返しのつかないことになる前に正気を取り戻せてよかった…。
いっぽう、武夫はと言うと…?