2024年04月05日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■これまでのあらすじ
中学受験専門の進学塾に通う小6のツム子は下のクラスから上がってきて日も浅いため、クラスで1番の成績をおさめている出木杉良子のことをまぶしく感じていた。そんなある日、良子がテスト中に突然泣き出してしまう。先生が良子を教室の外に連れ出しひとりで戻ってくると、荷物検査をすると言い出す。子どもたちは困惑するが抵抗できず…。ひとりひとり荷物をチェックされ、最後はツム子の番。すると先生は何かを見つけたようで…!? 塾のクラスを舞台に、成績、先生のえこひいきや親の対応、友だちへの妬み嫉みといった、中学受験のストレスから起こるいじめのトラブルは、いったいどこへ向かうのか?
■なんで私!?
■こっちが理由を聞きたい…
カバンの中に何かを見つけた先生は、みんなの前でツム子をある部屋に呼び出します。
その部屋は生徒たちの間では、別名お説教部屋と呼ばれていました。
ほかの教室よりも狭いので普段の授業で使用されることはなく、先生とふたりで話す時(面談とか)にしか行かない部屋。
みんなの前でその部屋に呼び出すというのはあまりにも配慮に欠ける行為で、わざとだったのかもしれません。