2024年03月25日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
母のいなかったアキは、義母を実の母のように慕っていました。夫が家を出て行っても、義母と息子ととともに暮らし続け、その後再婚もし新たな家庭を義母とともに築いたのでした。元夫が戻ってきて母の遺産を受け取る権利を主張しますが、アキと母は拒否。元夫は認知症を発症し自分で生きていけない状態となったことを知ったアキですが、引き取るのは拒否し施設に入れることにしました。そして母もまた、アキの決断を後押しします。
■前回のあらすじ
もうナオヤと暮らせないという母の言葉を聞きアキは、母に昔の家族と今の家族のどちらかを選ぶ選択を迫ってしまった気がして罪悪感でいっぱいになります。思えば、ナオヤから母を奪ったのは自分だった…しかし、母はあらためて、アキと養子縁組したことを後悔していないと言ってくれました。そしてアキはナオヤを施設に入れるために動き出します。
どこまで援助するかの線引き
私たちには抱えきれない
母の息子であり、アキラの父親ではある。でもふたりを捨てた張本人でもあります。やはり援助をしないこととなりました。
ナオヤは施設に入ったと聞きましたが、それ以上の情報はありません。今度こそ完全に、ナオヤとの縁が切れたのです…。