2024年03月14日07時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。
■これまでのあらすじ
勉強しながら机の上でうたた寝してしまうこうたを微笑ましく見守っていたくるみ。こうたが勉強を頑張っているのも理解しているし、勉強のスケジュールもきっちり組めているはずなのに、なぜかこうたの成績が下がり続けていて…。こうたに何が原因かを問い詰めてもしどろもどろな回答…。簡単な問題を間違えたのは集中できていないことが原因だと考えたくるみは、さらに1週間ゲームすることを禁止したのでした。
削れる部分を勉強時間に当てようとスケジュールを確認していると、「空手」の文字が目に入ってきて…。
こうたの中学受験のことで頭がいっぱいのくるみに対して、夫のけんじは「いい加減にしてくれ」と不満を爆発させます。
「家族の生活もこうたの日常も犠牲にしている」夫にそう言われても、こうたが「普通の幸せ」を手に入れるために、今苦しくてもがんばらないといけない、と思うのでした。
『すべては子どものためだと思ってた』
著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA)
「すべては子どものためだと思ってた」はこちら
未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。