2024年03月02日07時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。
■これまでのあらすじ
未熟児で生まれてきた息子・こうた。母・くるみは、こうたは特別じゃなくても立派じゃなくてもいい、健康で幸せに生きて、この世に存在してくれるだけでいいのだとのだと思っていました。生まれて間もない息子と対面したとき、そう願っていたはずなのですが…。
学校で体調を崩してしまったこうたを早退させることにしたくるみ。
帰り際クラスメイトから「プールで勝負しようって言ったのに」とこうたが帰ってしまうことを残念がる声が。
しかし、中には「こうたにはできない」「こうたに何かあったら怒られる」と話すクラスメイトも。
体の弱いこうたに無理をさせてはいけない、という縛りのせいで、「こうたにはできない」と決めつけられてしまっていたのでした。
『すべては子どものためだと思ってた』
著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA)
「すべては子どものためだと思ってた」はこちら
未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。