■これまでのあらすじ
幼稚園入園から数日後、長男が登園渋りを始め、しかもその拒否ぶりがどんどんひどくなり、夫婦は頭を悩ませていた。そんな長男の様子を知った義母から「もしかして参考になるかも」と送られてきたのは、夫が幼稚園児の頃の連絡帳。そこには、驚くほどに長男とまったく同じ行動をしていた幼い日の夫の様子と、当時の義母の苦悩が書かれていた。遺伝のすごさを突きつけられた妻は、幼稚園児の夫が秋まで登園拒否をしていた事実を知り、「先が長いな…」と絶望を感じる。しかし、その後に書かれた夫の担任のコメントがとても参考になって…。