2024年02月29日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
病院に到着してわずか15分で次女が誕生。次女の出産は陣痛の痛さに耐える時間は約15分ほどで短かったですが、その痛さは長女の出産時をはるかに上回る激痛でした。
こんにちは、宝あり子です。
■出産後、放心状態に…
あまりの激痛だったので出産しても生まれた次女に会えた喜びをすぐに感じることができず、しばらく放心状態でした。
のちに乳がんで全摘手術を経験しますが、術後の痛みも「次女の出産時の痛みに比べればこのくらいの痛みなら全然耐えられる!」と思うくらい次女の出産は激痛でした(個人差があります)。
そして、助産師さんからは、「病院到着してから15分での出産は私が担当した中では1位だよ!」と言われました。
今までは病院到着から20分での出産が1位だったそうです。
あまりの急展開でもっと病院到着から出産まで長かったような気がしましたが、まさか15分とは驚きでした。
また、あまりの急展開で先生は出産に間に合わず、出産後に先生がやってきました。
先生がいなかったため会陰切開は行われず、残念ながら会陰は裂けてしまっていました。
ということで裂けてしまった会陰を先生が縫ってくれました。
縫合はそれなりに痛かったのですが、それ以上に痛かったのが…。
後陣痛でした。
■激痛だった後陣痛
後陣痛は出産直前の陣痛の痛みと同じくらい痛くて、出産したのにまだ陣痛が続いているような感じでした。
実はおなかの中にもうひとりいて、まだ陣痛が続いているのかと思うくらいでした。
看護師さんいわく、後陣痛は初産婦より経産婦の方が痛いケースが多いそうです。
特に私はお産の進みが急激だったため、その反動で後陣痛がかなり強く起こっていたようです。
後陣痛は痛み止めを飲んでも治まらず、結局、3日間ほど痛みに耐えることになりました…。
■立ち合い出産をしたパパの役割
長女の出産時は、私が陣痛に耐え、意識がもうろうとして苦しんでいた間、ずっと横でスマホをいじり続け、さらに食事に出かけるなど自由気ままに過ごして、私の一生の恨みを買った主人は今回…。
と、準備をしていました。
しかし、スピード出産でテニスボールもペットボトルで飲み物を飲む暇もありませんでした。
今回、出番なしかと思われましたが…。
後陣痛のあまりの痛さに何かにしがみつきたかったので、日ごろの恨みも込めて腕を力いっぱい握ってやりました(笑)。
※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。