2024年01月05日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
お正月と言えば、おせち料理。
■沖縄でおせちはいらない!?
私も実家で暮らしていたころは、お正月におせちを食べていました。
小さな頃は何も考えずに食べていたのですが、小学生になると、年末からおせち料理をせっせと準備する母や、手伝う兄の姿をながめながら、
結婚したら、自分も毎年やらなければならないことを想像し、どうにか逃げられないかと思っていました。
それから時がたち、沖縄県民である旦那と結婚した私。
結婚後最初のお正月前、おせちが作れないことを旦那に話し、買ってもいいか聞いてみると…。
旦那からまさかの「いらない」発言。
お正月におせちがいらない!?
驚いてその理由を聞くと、沖縄県民にはおせち料理の習慣がないそうで、年始に集まったときは、注文したオードブルがほとんどという話でした。
その後、旦那の生まれ故郷に引っ越し、沖縄生活が始まりました。
■お年玉にも驚いた!
お正月に親戚の集まりがあるのですが、本当におせちはなし。
オードブルと中身汁(豚の内臓を使った汁物)などでお祝いしていました。
沖縄のお正月事情で驚いたことのもうひとつはお年玉。
子どもたちにあげるお年玉は、年齢に関係なく、一律千円。
沖縄は親戚、子どもが多いため、みんなに配らなければならないので、千円と決まっているのだそうです。
どの子にいつ会うかわからないので、大量の千円札とポチ袋を用意しておき、会ったときに渡していくという感じです。
子どもが多いため、名前がとっさに出てこず、思い出そうと考えた末、結局名前を書かずに渡すのも、あるあるです。
また、沖縄には1月1日の正月以外にも、旧正月というものがあり、お正月が2回あります。
旦那の家庭では、旧正月は大きな集まりはありませんが、旧正月が近づくと、スーパーがにぎわい、お正月用のお菓子や料理、果物などが並んでいます。
県外から来た嫁の私には、沖縄の文化は驚くものばかりです(笑)。