2024年01月27日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
療育園から幼稚園に転園して早3カ月が経過したどんちゃん。
幼稚園にもすっかり慣れて毎日、楽しそうに通っています。
■お友だちからお手紙をもらった
そんなどんちゃんのクラスは現在、お友だちや先生にお手紙を送り合うのが、はやっているのだそうです。
定型発達の年中さんだと、確かにそろそろ文字に興味を持ち始め、平仮名やカタカナの読み書きができる子が増え始める頃です。
しかし、知的障がいに加えて発達障がいもあるどんちゃん。
文字はまだまだハードルが高いです。
(きっとお手紙を送り合うお友だちを、離れたところから見つめるのが精一杯なんじゃないだろうか…)と、なんとも言えぬ寂しさがあるのかもしれないと心配していました。
ですがある日、どんちゃんの通園バッグの中から見慣れないサイズの紙が出てきました。
なんと! お友だちからお手紙をもらったのです!
お手紙の内容もさることながら、読み書きがまだできないどんちゃんを仲間はずれにすることなく、お手紙を書いて渡してくれたお友だちのことを思うと、涙が止まりませんでした。
そんなことがあった数日後。
■どんちゃんからのお手紙は家宝に
今度はどんちゃんから私にお手紙が!
体が未発達なうえに小さくて、ペンを持つための力もあまり強くないどんちゃん。
話によると、いつもどんちゃんをサポートしてくださる加配の先生が手を握ってくれて、どんちゃんが書きたいように補助してくれたそうです。
お手紙の内容も相まって、私はさらに涙が止まらず…!
先生やお友だちの温かい気持ちの中で、どんちゃんは日々成長している! と強く思った出来事でした。
ちなみに、このときのお手紙はあまりにうれしかったので、額に入れて飾っております。家宝です。