2024年01月05日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■これまでのあらすじ
早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことに。ただ「諦めなければきっと自分たちのところにも赤ちゃんが来てくれる」と信じて過ごすが、結果が伴わず肉体的にも精神的にも追い詰められていく。そして、美咲から「今月も生理きちゃった」と告げられ…。
■心が言葉についていけない…
■最初は励まし合っていたのに
生理がきたと報告を受けた拓也は、振り絞るように「気持ち切り替えて来月また…」と言葉にするが、心がついていかなくて…。
「来月はきっと」「今月こそは」
そうやって、最初は夫婦で笑いながら声を掛け合えたのに…、今はできない。笑えない…、苦しい…。
抱き合って悲しみを分け合うふたり。ついに妊活を初めて1年のリミットが過ぎようとしていたのでした…。